みんなで三島の未来を創る会
みんなで三島の未来を創る会のこれからについて
11月23日、11月21日に開催された「署名活動まとめのトーク集会」での参加者からのご意見等を受けて、「みんなで三島の未来を創る会」の請求代表者と事務局が集まり、請求代表者打ち合わせ会議を開きました。
そこで確認された事項について、以下のようにまとめましたので、ご報告いたします。
11/23の出席者:請求代表者<吉岡肇・金子正毅・下山祥江・小野啓一>事務局<下山一美>
請求代表者の<門倉京子・浅羽愛>は、所用のため文書参加。
①『みんなで三島の未来を創る会』としての、8月から今日までの100日余の運動は、三島市政初の直接請求(住民投票条例制定要求)として、コロナ禍と猛暑の下で、6人の請求代表者、138人の署名受任者、5,206の署名者、および5人の市議と多くの市民の賛同と協力を得て行われた住民自治の実現を希求する運動であったことを確認しました。
②請求代表者は、11/21のトーク集会参加者の「再開発見直しを求める市民運動の継続」という意思を受け止めました。
③『みんなで三島の未来を創る会』の、住民投票条例案の制定を求める運動は終了する。同時に、再開発問題を通して、街づくり、地下水の保全、民主主義等の課題が明らかにされたことを確認しました。
④再開発見直しをテーマとする市民運動の継続を支持するが、請求代表者及び事務局の任 務と名称の使用は終了します。
⑤今後の『創る会』の役割は、事業内容の市民への周知及び市民の意見聴取とその反映、地下水の保全、財政と再開発の経済合理性の検証等についての、情報共有プラットフォームの提供(情報共有と意見交換)とします。
⑥活動とスタイルは、個人の意思に任せ、「極めてゆるやかなネットワーク」とし、会費は無料とする。『創る会』には、代表、役員、事務局は設置しません。
⑦残った運動資金は、共有の財産(普通預金)として管理し、今後の運動の際に必要がある場合に支出します。
⑧『創る会』のメンバーは、「創る会」と「受任者」の2つのライングループの現登録者とします。ただし、現登録者の招待による新規登録者を含みます。なお、ライングループ以外に、「創る会」のホームページ、みらつくYouTube,フェイスブック等を活用します。
⑨『創る会』のコミュニケーションの基本はラインでのトークとし、必要があれば「事務局」としての会議や賛同者を含むトーク集会を開催します。
以上です。
署名活動まとめのトーク集会 2020.11.21
8/7のキックオフ集会から、10/30の臨時市議会最終日の条例案否決までの
85日間にわたる署名活動のまとめ(総括)集会が、多くの市民等の参加で開かれ、
活動報告、『みらつくちゃんねる・市議会臨時会」(動画)の後、
「署名活動Q&A」で、参加者の意見交換が活発に行われました。
そこで、示された参加者の総意は、
「住民投票」運動は終了したが、
再開発の見直しを求める運動は続けるべきとのものでした。
みんなで三島の未来を創る会は、この日のご意見を受けて、
後日、今後の「会」の在り方について協議することにしています。
市議会臨時会での条例案否決にあたっての
請求代表者のコメント 2020.10.30
住民投票条例案が否決されたことは大変残念です。三島市議会基本条例には、「議会は三島市民の意思を代弁する合議制の機関」と書かれています。5,000人の三島市民の意思を代弁しようとするお気持ちが、議会にあったのか疑問に思います。
一昨日の総務委員会、本日の本会議の議論を聞いて、以下の2つの点を感じました。
●1点目です。私たちの条例案は、あくまで案であって、最終的には議会で制定します。条例案自体の不備や曖昧さのご指摘はありましたが、今回の住民投票実施を否決するに足る論理的、合理的な説明は、結局、なされていなかったと思います。「これまで何回も挫折してきた再開発案が、ようやく、ここまでたどり着き、都市計画決定の一歩手前までになった。今更、都市計画決定を延期して、見直しなどとんでもない」、という行政の頑なな姿勢をそのまま受け入れていると感じました。
●2点目です。今回の臨時議会は、条例案の審議が目的でした。しかし、多くの討議の時間が、条例案そのものより、再開発の根幹に係わる部分の議論に費やされていたと思います。例えば、市の財政、地下水、市民への情報提供や市民意見の聴取の十分性、都市計画決定後でも可能な見直しの範囲、などです。本来、これらの議論は、都市計画決定の審議前までに終わっていなければなりません。市長は、意見書の中で、「市財政や地下水への影響は、適切な検証を行い、議会でも数多くの議論をしてきた」、と言われていますが、「そうではなかった」、という事実が、図らずも露呈したと思います。
●今回の住民投票に関する臨時議会がなければ、今回の議論は全く無いままに、都市計画決定がなされていたのかと思うと、市民として恐ろしくなります。
私たちが提起した諸問題、つまり、事業内容の市民への周知と市民の意見聴取、地下水の保全、財政負担と再開発の合理性、を三島市議会としても責任をもって解決していただきたいと思います。
「三島市民の意思を代弁する合議制の機関としての三島市議会」、「二元代表制がしっかりと機能する三島市議会」であることを切に希望すると同時に、三島市民としてもしっかりと監視していきたいと思います。
条例案に対する市議会議員の賛否 <賛成〇 反対✖>
佐藤寛文 無会派 〇
服部正平 日本共産党議員団 〇
河野月江 〃 〇
杉澤正人 新政会 〇
石井真人 〃 〇
大石一太郎 〃 ✖
古長谷稔 〃 ✖
沈 久美 〃 ✖